「今日のご飯はカレーですよ」
この言葉に子供の頃から、どれほどわくわくしてきたことでしょう。
日本の食卓シーンには欠かせないと思うこのメニュー。
日本人にとってカレーは『インドからのうれしい贈りもの』ではないでしょうか。
カレーの歴史
私はインドから直接、日本へとカレーが伝わってきたと思っていました。
調べてみると、インドからイギリス、それから日本に伝わったんですね。
初めて日本人とカレーが出会ったのは、明治4年と言われています。
文明開化にとって、散切り頭が『音』なら、カレーが『匂い』と『味覚』だったのでしょうか。
当時、一部の人が食べていたカレーも、やがて『カレーライス』として国民食へ。
私が生きている時代に、みんなが食べられるものになっていて、幸せです。
カレーの味がそれぞれに違う理由を考えてみた
カレーは、伝わった国でそれぞれのカレーになっていったように、日本の中でも家庭によっていろいろと違いますね。
「うちのカレーは普通よ」とみんな言うけれど、作り方を聞いてみると、やっぱりみんな少しずつアレンジが違っているのに気づきました。
みんなで持ち寄りカレーパーティをしたことがあるのですが、どのお鍋に入っているカレーも違う味がして、食べ比べがとても、面白かったんです。
「みんな一緒」と思っていても、それぞれに「これは譲れない」という作り方のこだわりが存在しているのではないでしょうか。
今日は私の作るカレーをご紹介しますね。
私の作るこだわりとみなさんの作るこだわりは一緒でしょうか?
私のカレーライス
私のカレーは、カレールーを使用。
なので、本格派の方からみると、作っているうちには入らないのかもしれません。
使用しているカレールーは、『ハウスバーモントカレー 辛口』一択。
他のルーとのブレンドもしません。
私もうちのカレーは、ごく普通のカレーだと思うのですが、ちょっとだけこだわりがあります。
私のこだわり5つ
①生姜とニンニクを刻んで入れる。
カレーだけは、チューブのニンニクや生姜は使いません。香りとコクが違う気がするので。
②お肉は豚肉を使用。
本当は牛肉を入れたいけれど、これはお財布の事情(笑)
③お肉は別のフライパンで炒める。
油を熱し、塩コショウで焼き色がつくまで炒めて最後に醤油を、ひとたらし。生のお肉を茹で上げるより、香ばしい気がするからです。カレーが出来てから後で混ぜ合わせます。
④必ず、火を止めてから、ルーを入れる。
そうしないとルーがダマになってしまいます。完全にルーが溶けてから再度火にかけます。
⑤ルーを入れる時、チョコレートをひとかけら入れる。
コクがアップする気がします。
カレーの味はみんな違って、みんないい
みんなのこだわりは、みんなの好み。
家族の好み。
一緒に食べる人への気遣い。
それぞれ味は違うけれど、食卓に登ると感じる幸せは一緒ですよね。
何度食べてもまた食べたくなる。
カレーライスが日本に存在している幸せを味わいながら、いただきます。